2回目の移植の結果

妊活

2回目の移植の結果はクリニックでの尿検査と血液検査でした。

また血液検査の結果がでるまで近くのお店でブラブラしていました。

なるべく結果のことは考えないようにして、時間がきてからクリニックに戻りました。

結果は陰性でした…。

先生から次の治療についての説明がありました。

私はあと2つ凍結できているし、次の周期に1個移植して…。

と考えていました。

先生から言われたのは「2個移植で」とのことでした。

確かに何度か移植しても妊娠できなかった人は2個移植をすることがあると聞いていました。

ダンナさんは以前「もし双子ができたら年齢的にもリスクが高すぎるし、2個移植は反対」と言っていました。

そのことを先生にも伝えましたが先生からは「いえ、2個ですね」と言われました。

「2個移植したら妊娠の可能性が高くなるからでしょうか」と期待を込めて聞いてみたのですが、先生からの答えは「残っている2個は可能性が低いから」とのことでした。時間とお金が勿体ないというようなことも言われた気がします。

帰り道は絶望的でした。

もう採卵はしないし、したくもないと思っていました。

主人も同じ気持ちでした。もう2回目の採卵でできた3つの卵が駄目だったら諦めようと言っていました。

帰ってダンナさんになんて言おう…。

泣きたい気持ちと泣いてはいけないという思いとどうしていいかわからない複雑な感じでした。

直ぐに帰りたくもなくて…でもどこかに行きたいとかもなくて…遅くても心配するかな…

と思いながらいつもの帰り道を呆然と帰ったような気がします。

家に帰って着替えたりしてる間にダンナさんが昨日の夜作ったたこ焼きを温めてくれていました。

家に着いたら13時頃だったのでダンナさんは先に食べてくれていました。

食べる前に「今回も駄目だった…」という話をしたら

「そっか…でも、あと2つあるし気にしないで」というようなことを言った気がします。

そう、私もあと2つ凍結してるしって思ってた。

でも、医師の説明を聞いて絶望的になった。

医師に言われたことを言いながら

「もう、家には赤ちゃんは来ないかもしれない…」

言いたくなかったその言葉を口にした瞬間涙が止まらなくなりました。

今も書きながら涙が溢れてきます。

やっぱり一番考えたくなかったことだから…。

私が今まで見せたこともないくらい泣いたからダンナさんが私の傍に来て肩を抱きながら

「大丈夫。俺がいるから…」

と言ってくれました。

確かにそのとき私は「あ、一人きりではないんだ…二人の人生もあるか…」

とも思いました。

ダンナさんも子供は凄く欲しいけど、年齢を考えるとできなくても仕方がないとも思ってるし、そのときは二人で楽しく過ぎすことも考えようとも以前から言ってくれていたので、本当にそう思ってくれているんだな…と有難い気持ちになりました。

きっとダンナさんも泣きたいくらい辛かった筈なので、もうこれ以上泣いてはいけないとも思い、心配させないように別の話もしたりしてなんとか気持ちを立て直せました。

その後はネットで「子供のいない人生」を検索し、子供がいなくても楽しく過ごしている人達のブログを読んだりしました。

確かに私の周りにも子供がいなくても楽しく過ごしている夫婦は何組かいるし、自ら子供を作らないと選択した人もいる。

そう、人生はいろいろだし。

特に今はそれが尊重される生きやすい時代でもあるし!

次が最後の移植になるかも知れない。

そしてもう私の不妊治療は終わりを迎えるのかもしれない。

2回目の移植の結果の後はそう思っていたのに、まだまだ続くことになるなんて

このときは思ってもみなかった。。

やっぱりどこかでまだ自分には子供のいない人生は考えられないと思っていたんだと思う。

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