私は鍼灸院に行くといつも腎が下がって肝が上がっていると言われます。
よく腰が痛くなるのですが、腎の調子がよくないことが影響することも多いようです。
なので鍼灸ではいつも腎の調子を良くする場所に鍼やお灸をしていただいているみたいです。
腎は生殖機能につながっていて、ホルモンバランスや自律神経の働きを司り、老化や妊娠力を大きく左右するといわれています。(これは男女とも同じです)
毎週通っていますが(本当は週2がいいそうですが、週1しか行けていません💦)、いつも同じような感じで、なかなか改善されていません…。
自分でお灸も購入したので、腰痛の際は寝る前に夫婦で腎喩というツボにお灸をするようになりました。背中だとなかなか自分でできないので、お互いにやってあげるのがおすすめです。
ダンナさんも腰痛持ちなので(ダンナも腎の調子がよくないのかな…)、最近は「お灸して~」と言うようになりました(笑)
腎兪は「ウエストの一番くびれたライン」の背骨中心から指2本分外側にあります。
ダンナさんは運動もせず、最近は車通勤になったので、すっかりくびれがなくなってきましたが💦
以前、背骨中心から指4本分外側のところがゴリゴリするような感じがあるので、そこが腎喩かと思ってお灸していましたが、そこは志室というツボでした。
腎兪は腎臓に関係するツボですが、婦人科系の症状に効果的なツボとしても有名らしく、ホルモンバランスや自律神経を調整してくれるため、女性は生理不順や生理痛、不妊などに、男性ならED、早漏にも効果があるそうです。
志室は腰痛を軽減するツボとして知られていますが、腰痛に効果が高いだけではなく、消化器系の働きの調整にも良いと言われているそうなので、胃腸の調子が悪いときにもいいそうです。また、志室はその位置的に腎兪のサポートツボとしての役割もあって、腎喩の効果も得られるようです。
なので、ツボとしてはどちらも効果があると思います。
腎を強くする食べ物としては
- 大豆(腎を補う穀物)
- 栗 (腎を補う果物)
- 豚肉(腎を補う肉)
- もやし(腎を補う野菜)
他には黒い食べ物と言われています。
黒い食べのものは、黒きくらげ・黒ごま・黒豆・黒米・海藻(ひじき・のり・昆布、青のりなど)・牡蠣・黒酢・醤油・椎茸・黒糖などで、特に子宮におすすめなのは黒豆で、卵子の老化を抑えてくれるそうです。ただ、黒豆を調理する際はなるべく砂糖を使わない方がいいそうです。小豆も腎の薬だと言われているそうです。あとは、ラム肉・えび・山芋・ニラ・くるみ・ごま・松の実・くこの実・ハマナスの花・みかんの皮・ハトムギなどもいいようです。
逆に腎を弱くする食べ物は
甘い物だそうです。
コーヒー・ジュース・お菓子・果物などは控えめにした方がいいようです…。
腎の機能が低下すると体を温める力が落ちて、水の代謝が悪くなり、冷えやむくみが強くなる。
また生きるためのエネルギーが減り、生殖エネルギーも下がる。
すると不妊症(卵子、精子の質の低下)、精力の減退、生理痛、EDなどになる。
なので、不妊症は男女ともに腎の力を高めることが特に大切なようです。
冷え症だから腎の機能が低下するのか、腎の機能が低下しているから冷え症になるのか…。
とにかく補腎して、腎の機能を高める努力をしていきたいと思います!
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