20代後半頃マクロビ(玄米菜食)が話題になって、本屋で見てたことがありました。
ちょうどその頃母が大腸がんになって、手術して退院後「お肉はあまり食べたくない。特に牛肉はやめる。」と言っていたので、なるべくお肉少なめの料理を作るようになりました。
退院してからしばらくはお肉抜きの消化にいいものばかりを作りました。
私も元々ガッツリ食べる方ではなかったので、しばらくはよかったのですが、だんだん物足りなくなり徐々にお肉も増やして母の分だけお肉を少なめにするというようなことをしていました。
やっぱり私はお肉を食べないなんて無理だな…と思ったので、自然にマクロビから興味がなくなっていました。
先日本屋で、「心と体を温める料理教室」というものがあり、「冷え症、生理痛、更年期障害、疲れやすい、不妊、イライラ、不定愁訴、アレルギー、プチうつ」に効果がありそうということで購入して読んでみました。
その著者はマクロビオティックをベースにした「体温を上げる料理教室」を主宰されているようで、そこに通われている生徒さんが、上記のような症状が改善されているそうです。マクロビだけでなく、体を温めることも沢山書かれていましたが。
そこでまたマクロビが気になり始めました。
他に「病気にならない生き方」という本を読むと人の1日の食事の割合は「植物性が85%、動物性が15%が理想の割合」と書かれています。
人間の歯から言っても門歯、犬歯、臼歯の数からそれが理想の割合だということを聞いたこともあります。
動物性も人間より体温の高い動物の肉や脂は血液をドロドロにするので魚の方がよいとも書かれていました。
「血流がすべて解決する」という本には「血を増やしたければ肉食女子になりなさい」とも書かれています。
肉は肉でも鶏肉が血を作るのにいいそうです。
「いつもの食材 効能&レシピ帖」という本にも鶏肉は「気と血を補い、体を温める。スタミナ不足や老化防止に」と書かれています。腎の機能を高める働きもあるらしく、虚弱体質や老化が気になる人にもおすすめとか。
結論、マクロビは肥満気味の人に効果があるけど、私は痩せ気味なので向いていない。血も足りていないようなので肉を食べる必要がある。でも、胃腸も血を血を作ったり栄養を届けるのにも大切なので肉を食べすぎない。お肉もどちらかというと魚や鶏肉を多めにする。という結論に至りました。
どの本にも納得できる内容がたくさん書かれているので、自分の体質にあったものを探しながら実践していくことがいいのかな~と思いました。
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