体外受精の妊娠率は30%くらいと言われていて、回数を増やしてもある一定の回数を過ぎると上がらなくなるそうです。
4回以上体外受精をしても結果がでない場合、病院を変えるなども検討した方がいいそうです。
私も採卵は4回ですが、もう6回移植して8個の受精卵を戻しましたが結果がでませんでした。
その間もミトコンウォークを始めたり、妊活にいいと言われるサプリを飲んだり、1週間夕食断食(全く食べないわけではなく、夕食の量をかなり減らした)をしたり、甘いものをなるべく控えたり…など、ストイックではないけど、ゆるくできることはやってみました。
ただ、やっぱりグレードのいい受精卵ができないということは卵の質に問題があるのかもしれません。
卵子の質は35歳を過ぎると変わると言われていて、2種類の質の変化があるそうです。
ひとつ目は染色体異常の発生率が高くなり、それによって受精後の卵子がうまく育たなくなって妊娠しない、もしくは流産が多くなるという現象。ふたつ目は卵子の質が悪くなって受精しにくく、妊娠しづらくなるということ。これが年齢が高くなると不妊になる人が多くなる原因とのことです。
染色体異常を防ぐことはできないそうですが、卵子の質の低下に関しては改善することが可能なようです。
身体を健康にすること。卵巣の血流がよく、酸素や栄養が豊富なら卵胞が栄養で満たされて良質な卵が育つということ。
卵胞液の栄養状態を良くするにはサプリをとったり栄養のある食事をすればいいというのではなく、卵巣、卵巣の中の卵胞まで栄養を届けるために血流がいいこと、消化吸収能力が高いこと、免疫力が高いことが大切になります。
卵子に栄養がいかなくなる理由は3つで、1.血液の質が悪い 2.消化機能がよくない 3.毛細血管の血流が悪いことにあります。
食事のバランスが良く、消化機能がよくてもそれを運ぶための血流が悪くなっていると体のすみずみまで栄養をとどけることができない。こういった状態を血流障害というそうです。
血流障害になる原因のひとつは血糖値で、血液内の高濃度のブドウ糖は毛細血管に障害を与え、その先を詰まらせるそうです。
自律神経の乱れによる血管の収縮も原因のひとつになり、興奮したりストレスを感じることによって交感神経優位の状態になり、血管が収縮して細くなって詰まることによって血流障害が起こるということのようです。
血液は120日で入れ替わると言われているので、自分に合った食生活に変え、消化吸収や自律神経などに問題がなければ卵子の質も変わっていき、卵子の質が上がれば体外受精の確率が上がるのは勿論、自然妊娠の可能性もでてくるということになります。
私は43歳になり、もう年齢的にも金銭的にも採卵をするつもりはありませんが、卵子の質を良くする努力はしてみようと思います。
食生活は今までも気を使っていましたが、
・自分に合った食生活をもう一度見直してみる(ナトリウムとカリウムのバランス)
・夕食は20時までには食べ終えるようにする
・血糖値の上昇がゆるやかになるようにゆっくりよく噛んで食べる
・甘いものを極力控える(食べるときは血糖値を急上昇させないよう食後に少しだけ)
・消化吸収と血流をよくするため自律神経を整え、ストレスを溜めないようにする
・つい身体に力が入り過ぎるので、リラックスできるようにする
・22時~23時までには寝る(睡眠時間を7時間くらいとりあまり夢をみずぐっすり眠れるようにする)
・瞑想やヨガやストレッチなどして身体も適度に動かす
・38~40℃程度のお風呂に15~20分程浸かる(週2回は40℃以上のお風呂に入り、ヒートショックプロテインで傷んだ細胞を修復する)
・足湯をして舌の腎の部分が白くならないようにする
・竹踏みを毎日5分程度して足裏の血流をよくする
・ももなどを手でトントン叩いて血流をよくする
・血流不良を起こしやすい恥骨を寝た状態でギュッと指先で押す
・ストレッチポールなどで背中伸ばしと胸伸ばしをして自律神経を整える
・呼吸が浅くならないように腹式呼吸で吐く息を長くする
・週3回以上30分程度のウォーキングをする
・考えすぎたりで熱が頭に上がっているときは冷えピタや鼻から冷気を吸ってクールダウンする
などを継続していこうと思っています。
私はもう遅いかもしれないけど、健康のためにも。
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